もしもあの時妹が芸能人になっていたとしたら

かなり厳しい世界ですが、今でも芸能界に入りたくてオーディションを頑張っている人達は沢山いますよね。


私は中学生の頃にちょこっとだけアイドルになりたいなと思ったことはありませんでした。


私の場合は身体障害者で見た目も普通ではないのでアイドルになれるわけがないと思っていたのでオーディションに出したりなんてこともしませんでしたけどね。


普通の体で生まれて来た子は得だよなと思いました。


もっと前の話まで遡ると、妹がタレントオーディションに行ったことがありました。
それは何故かと言うと、妹の意思で受けたわけではなく、家の中で物凄く明るくて人を笑わせるのが上手な妹はもしかすると芸能人になれるのではないかと思ったからなのでしょう。


妹にとっては今ではこの話は黒歴史になっていそうな気もしますが、その時はなんで妹ばかり受けさせて私には受けさせてくれないんだろうと不満に感じたりもしたものです。


けど妹が面白いのはあくまで家の中にいるだけであり、知らない人ばかりが集まっている時はおバカも封印します。


このオーディションで合格出来たかどうかは忘れてしまいましたが、終始むすぶくれていたということだけは覚えています。


でも万が一妹があのオーディション受かって芸能活動をしていたとしたらどうなっていたことでしょうか。


妹は歌手ではなく役者部門で応募していたと思うのですが、中々面白い役者になっていたかも知れません。


けど大人になってからは面白いことも殆ど言わなくなってしまったので、きっと役者になれたとしても子役で引退していたことでしょうね。


今思えば芸能界に入らなくて良かったのかも知れません。
芸能人になったらマスコミの取材も殺到するでしょうし精神的ストレスもかなり溜まると思います。


今の妹の性格は打たれ弱いので芸能界で生きていくのは難しいでしょう。


華やかな世界で生きるのも良いですが普通の生活をすることがきっと一番の幸せに生きる方法なのだと私は思います。